日本人選手の間で年収格差は大きくなっている

選手の年俸

最近では、海外へ進出して野球やサッカーのプロ選手として活躍する人が多くなってきています。しかし、同じ競技で似た年齢であっても、貰っている年俸の額に大きな格差が生じています。

分かりやすい例が、国内外で活躍するサッカー選手の年収格差です。サッカーのプロチームに所属している日本人選手は数多くいます。サッカーの選手といっても、Jリーグの下部組織から海外の超有名チームまで多岐にわたっています。例えば、J1の下位に位置するJ2所属の選手の中には、普通のサラリーマンとそれほど変わらない数百万程度の年収の人もたくさんいます。野球やサッカーのプロ選手は、自分だけが持つ何らかの強みやプレー上の特徴が求められます。他の選手が持っていないようなテクニックや技を持っている選手は、球団やチームから高い年俸を提示されます。しかし、たぐいまれな能力やテクニックに恵まれている選手は、全体のうちのごくわずかです。大多数のプロ選手は、平均より能力が高いという程度で、大体的にアピールしたり売りにしたりできる点が少ないのが現状です。そのため、数十億などの高給を稼ぐ最上位のスター選手と比べて、だいぶ低い年俸になってしまいます。

野球やサッカーの世界では格別に優れた選手が登場して、年々記録が塗り替えられています。そして、スター選手の華やかな活躍の裏には、目立たないその他大勢のプロ選手がひしめいています。プロの選手の年収格差は、同じ日本人の間でも大きくなっています。

ゴルフプレーヤー